ディファレンシャル GPS の運用停止 について

平成29年6月
海上保安庁交通部
ディファレンシャル GPS の運用停止 について
1 海上保安庁 が運用 しているディファレンシャル GPS (以下「 DGPS 」)は、米 国が運用する GPS の位置誤差を測定 し補正情報 等を提供するものであり、 平 成 9年から 我が国周辺海域 を有効範囲 として 運用を 開始 しまた 。現在、 DGPS の補正 情報 により GPS の測位精度は1 m程度 となっています 。
2 GPS の測位精度については、平成 23 年に IMO (国際海事機関) 決議におい て、 補正を含め 「外洋では 100 m以下、港内では 10 m以下を 95 %確保 するこ と」とされて います が、すでに DGPS の補正 情報を利用し ない 場合 (GPS 単 体)でも 10m 程度 と国際基準を満たしている状況 にあります 。さらに平成 30 年には 5m 程度 に向上される予定 です 。
3 我が国運用する GPS の補正システムとしては、 航空機用として MSAS (運 輸多目的衛星 用衛星航法補強システム) があ ります 。この補正 情報 による GPS の測位精度は数m と言われており 、船舶においても 広く 利用されて いま す。
さらには、 GPS の測位精度を 1m 程度 に向上させる準天頂衛星の運用が平成 30 年 4月から開始される予定で す。
4 以上のような GPS 本体の 測位 精度向上、他の補正システム運用状況から DGPS の必要性 が低下している 状況にあります 。
そのような中 、平成 31 年 4月にロールオバ( DGPS 装置内 の時刻管理 が不能となる障害)が発生し、補正 情報 の信頼 性を 担保で きない状況 が発生 します 。
5 これら の状況か、当庁としては 平成 31 年 3月に DGPS の運用停止と する 計画です。

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